乳酸発酵赤かぶ(通称:赤かぶすんき)1袋200g入り+赤かぶ漬け1袋350g入り [BZ-007]

乳酸発酵赤かぶ(通称:赤かぶすんき)1袋200g入り+赤かぶ漬け1袋350g入り [BZ-007]

販売価格: 1,080円(税込)

クール便: 330円 がかかります。

在庫なし

商品詳細


乳酸発酵赤かぶ(通称:赤かぶすんき)1袋200g入り+赤かぶ漬け1袋350g入り

人気の木曽ショップオリジナルすんき旬彩工房発の乳酸発酵赤かぶ(通称:赤かぶすんき)と赤かぶ(王滝かぶ)を塩漬けにした伝統の味「赤かぶ漬け」のお得なセットです。※「乳酸発酵赤かぶ」は今注目されている「すんき菌」を使用した無塩乳酸発酵漬物です。

木曽の伝統漬物「すんき」と「赤かぶ漬け」は、“味の箱舟(スローフードインターナショナル)”に認定された、子どもたちに伝承したい食べ物のひとつです。

【乳酸発酵赤かぶ(通称:赤かぶすんき)】(旬彩工房・開発オリジナル商品)
めずらしい「乳酸発酵赤かぶ」は、塩分を使わない植物性乳酸菌(すんき菌)が活きている健康食品。
開田高原で収穫した、赤紫色の美しい「開田かぶ」を木曽の郷土食「すんき漬」にしました。冬季限定商品の「すんき」を、冬を待ちきれないファンのために赤かぶのみで作った通年販売の商品です。

木曽の赤かぶは一般的に、かぶの部分は甘酢漬けにして、緑色の茎葉の部分を植物性乳酸菌いっぱいのすんき漬に使います。
この「乳酸発酵赤かぶ」は、かぶの部分をまるごとすんき漬にしためずらしい漬物。

塩を使わず乳酸菌で発酵させた、独特のすっぱさが体に染みわたるように美味しい郷土食です。


かつお節やしょう油をちょっぴり垂らして、白いごはんで召し上がれ!
「乳酸発酵赤かぶ」は漬けるときに塩分をいっさい使用していません。
すんきの種菌(植物性乳酸菌のひとつ)と赤かぶに熱を加え、長時間発酵させたものです。

乳酸菌ならではの酸味と、かぶのコリコリ感を楽しめる味わい。
ほっかほかの白いごはんに、赤かぶすんきを乗せて、かつお節としょう油をちょっぴり垂らすと何杯でもいけそうです。
お酒のつまみ、お茶漬け、味噌汁の具材としてもお使いください。

ご購入後の保存方法は?
「0℃〜マイナス33℃」が適温ですので、お買求めの後は冷蔵庫にて保存し早めにお召し上がり下さい。
(すんきはもともと乳酸菌で発酵させた食品なので防腐性がありますが、食塩無添加ですので温度が高くなると産膜酵母等が繁殖して傷みやすくなります。開封後はなるべくお早めにお召し上がり下さい。)

“植物性”乳酸菌がカラダに良いワケ。“動物性”よりも良いの?
乳酸菌は「生きて腸まで届く」ことで知られるように、腸内環境を整える善玉菌の代表格です。

善玉菌はふつう腸内に2割(のこり3割は悪玉菌、5割は善と悪のどちらにも傾く菌)ほどありますが、ストレスや飲酒、喫煙によって善玉菌は減少し、悪玉菌が増えて腸内環境が悪化してきます。
乳酸菌を摂ることで善玉菌を増やし、健康維持に役立てることができます。


植物性がいいのはなぜでしょう。植物性乳酸菌は、チーズや牛乳などの動物性のものと比べて、生き抜いて腸まで届く可能性が高いのです。
もともと栄養素が少なく低温で過酷な環境のなかでも育つ植物性乳酸菌。胃酸や腸液のなかでも生存が可能なのですね。

近年では腸の調子を整えるだけでなく、免疫力を高める効果もあると言われる乳酸菌。木曽の美味しい漬物は、健康管理にもひと役買えそうです。
美味しいだけでなく、カラダにもいい木曽の漬物をぜひお召し上がりください。

【赤かぶ漬け】
木曽の赤かぶ(王滝かぶ)を塩漬けにした伝統の味。塩、砂糖、酢のみを使っています。(5月下旬頃まで)
ポリポリッとした食感が楽しい、昔ながらの赤かぶ漬。木曽ショップのロングセラー人気商品です。
古くから木曽地方で栽培されてきた、赤かぶの大御所「王滝かぶ」を用いて、塩と砂糖、酢のみで漬け込みました。甘みと酸味がほのかに香る、冬ならではの旬の味。木曽の家庭の味をそのままに、保存料や合成着色料は一切使用しない無添加仕上げにしています。

早漬けの甘酢漬けよりも塩分を少し多めに漬け込みましたので、古漬けに近いポリポリッとした噛みごたえが楽しく、また日持ちがきく漬物です。いつもの食卓に彩りを添え、お弁当に入れても喜ばれそうな一品です。


赤かぶの肉質は緻密でやわらか、歯ごたえよく香りも良い上質な王滝かぶを使用。
赤かぶ漬に使用した「王滝かぶ」は、肉質は緻密でやわらかく、歯ごたえも良くみずみずしい香りがします。葉の草丈があまり高くならず根っこ(かぶ)部分との生育量のバランスに優れた、木曽の赤かぶの代表格です。色は赤紫色、切った中実は白色。形は円形〜長円形で、実は固め。塩漬けにすると何とも言えない新鮮さと美味しさを醸します。

ひとくちに木曽の赤かぶと言っても、木曽には開田高原の「開田かぶ」や三岳村の「黒瀬かぶ」など、品種の異なる6〜7品種ほどが栽培されています。大きさや形、キメの細かさなど多少特性が異なり、漬物にするとそれぞれ多少味に違いが出ますが、なかでも王滝かぶは古文書によると300年以上も昔から栽培され、400年以上の歴史を持つのではないかと言われるまさに赤かぶの古株。美味しさの代表格を厳選し漬物にしてお届けします。

捨てる部分はなにもない木曽の赤かぶ。葉はすんき漬けに、根(かぶ)は塩漬け・甘酢漬けに。
それぞれ村や町ごとに形やキメは多少異なりますが、同じ木曽谷で育つ赤かぶは美味しさについては優越つけがたく、味は好みによるとも言われます。実際、木曽の人々は村や町どおしの行き交いの少ない古来より、畑で育てた赤かぶを余すところなく美味しく食してきました。赤かぶの葉は塩を使わずに乳酸菌発酵させた漬物すんき漬けに使い、根っこ(かぶ)の部分は甘酢漬けや塩漬けにして長い冬の保存食として手作りしてきました。近代になって「おたくの赤かぶは丸いね〜」と理解し合ったわけです。

木曽の赤かぶは、お隣の岐阜県・飛騨地方で有名な赤かぶとは元来品種が異なるようです。木曽の赤かぶ品種は「日本一の美味しさ」と呼ばれる温海かぶの近縁種であり、かぶは緻密な繊維に染みわたる果汁の豊富さ、歯ごたえ良く芳香である特性をよく受け継いでいます。

今回お届けする「赤かぶ漬け」は王滝かぶと塩、砂糖、酢、ビート(赤かぶの自然な着色)の漬物です。木曽には甘酢漬けや赤かぶのすんき漬け、葉のすんき漬けなどさまざまな郷土漬物がございます。漬物を愛する方にぜひこれら木曽の畑の自信作をお試しいただけたらうれしく思います。

すんきと赤カブは“味の箱舟(スローフードインターナショナル)”に認定される食べ物です。
“味の箱舟”は、「スローフードインターナショナル(イタリア本部)」が生物多様性の保全をはかるために取り組んでいる平成9(1997)年に発足されたプロジェクト。ファーストフードの間逆をいく食材や食品を“箱舟”へ乗せて未来に残そうというスローフード運動です。
すんきと赤カブは、日本国内でわずか22品目のみ認定されている貴重な味のひとつで、平成19(2007)年に認定されました。その基準は世界共通の厳しいもの。

1)特別に美味しいこと。
2)その土地に存在した植物性の種であることまた、地域の伝統的製法であること。
3)地域との環境的・社会経済的・歴史的なつながりがあること。
4)小さな手による限られた生産量であること。
5)現在あるいは将来、消滅の危機に瀕(ひん)していること。

※「まさかりかぼちゃ(北海道)」「花作ダイコン、米沢の雪菜(山形県)」「ざざ虫(長野県)」「鯖のなれずし(福井県)」などが味の箱舟に認定されています。

すんきと赤かぶ漬けは作り方も食材もシンプルなものですが、昔から木曽の人々が家庭で作り、家族が食してきた素朴な食品です。スローフードをそのまま地でいくすんきと赤かぶ漬け。ぜひ温かい家庭の味をお召し上がりください。